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 授業科目のねらいと教育内容 

     
 

5.統合分野




授業科目



ねらい 教育内容



在宅看護論概論 1 15 在宅看護の対象である療養者とその家族を理解し、在宅(終の棲家として生活する場)において、療養生活を支える看護の概要を学ぶ。
  • *地域看護活動における在宅看護の位置づけ
  • *在宅看護の歴史と変遷
  • *在宅看護活動の基本概念
  • *在宅看護の対象
  • *在宅看護を支える訪問看護
  • *在宅ケアを支える制度と社会資源
在宅看護
論方法論
1 15 基礎看護学で学んだ基本技術や生活の援助・医療処置に伴う援助を在宅という生活の場に適応させることを理解する。援助をする上で創意工夫や社会資源を活用する。在宅でのトラブルと管理指導や在宅緩和ケアに焦点を当て看護の関わりを学ぶ。社会資源は在宅看護の実践をする上で土台となる制度を想起させ在宅療養支援への活用やサービスとのつながりを理解する。
  • *療養生活を維持する援助
  • *基本的な生活行動支援
  • *医療処置に伴う生活行動支援
  • *在宅緩和ケアの実際
  • *在宅ケアの連携とケアマネジメント
在宅看護論演習 1 30 生活モデルで看護過程の展開を行うことで、「療養者・家族の思いや望みを達成する」ことを最終目標とする在宅看護のあり方を理解する。
  • *事例展開
  • *訪問看護の実践
  • *実践の評価
看護管理 1 15 医療福祉の現場で活躍する看護師はチームの一員として中核的立場にあり、人・物・金・情報・時間管理のマネジメント能力や看護の質を科学的評価し維持するためのリーダーシップ能力を求められる。
 看護管理の基礎的知識を基に看護活動の場で看護の質向上のあり方を将来にわたって発展的に追求する姿勢を学ぶ。
  • *看護管理の基礎
  • *人事・労務管理
  • *医療における物流管理や倫理的視点からの情報管理
  • *組織目標と目標管理
  • *リーダーシップとメンバーシップ理論
  • *組織・個人のキャリアアップ
医療安全 1 15 医療事故は、日常の看護で発生しやすいことを認識し、質の高い医療を提供するために必要な医療事故防止の基本的知識を学ぶ。
安全レポートの書き方や振返り方の必要性を理解する。
  • *医療安全とは
  • *事故発生のメカニズムと防止対策
  • *事故分析
災害看護 1 30 災害直後から支援できる看護の基礎知識について学び、看護活動の場やあり方を理解する。
 救急法を身につけDMAT(災害派遣医療チーム)の訓練への参加を通して、災害時における看護師の役割を理解する。
 また、国際社会の現状を理解し海外における看護活動の必要性と災害発生時の看護援助のあり方を理解する。
  • *災害看護の概要
  • *災害時の対応体制
  • *災害看護活動の場
  • *急変時の対応
      (救急法)
  • *DMAT(災害派遣医療チーム)の訓練へ参加
  • *特別講義
  • *国際社会の現状
  • *国際看護活動の支援と実際
  • *海外における看護活動
緩和ケア 1 15 人間はあらゆる健康水準の中や成長発達過程の中で、身体的苦痛のみでなく精神的苦痛・社会的苦痛に出会う。
 身体的苦痛の緩和の理論的解決に向けての知識を基に、精神的苦痛や社会的苦痛の緩和の方法を学ぶ。
 また、看護師の役割の中に対象者をとりまく人々に対する協力を促すケアの必要性を見出すことができる。
  • *緩和ケアの定義
  • *身体的・精神的・社会的側面の緩和ケア
  • *対象者支援と家族ケア
  • *死の受容過程
  • *緩和ケアとチームアプローチ



在宅看護論 2 90 在宅看護論実習では、訪問看護活動・介護保険制度に位置づけられた介護事業の一部をとおして、生活の場である在宅において療養する人々とその家族の健康上の諸問題を理解し、援助の主体は療養者とその家族にあることを念頭に、対象にあった在宅における看護活動を学ぶ。
 また、在宅療養支援として、保健・医療・福祉における社会資源の内容や活用の実際を学ぶ。さらに、在宅療養支援に関わる他職種の人々がどのように連携しあっているかを学び、施設と在宅とをつなぐ継続看護の実際の中から、自己の課題を見出せるようになる。
  • *訪問看護ステーション実習・学内実習
     (7.5時間×10日間)
  • *地域包括支援センター実習
     (7.5時間×2日間)
看護統合 2 90 基礎分野・専門基礎分野・専門分野Ⅰ・専門分野Ⅱの学習内容を統合し、実務に即した実習をすることで看護実践力向上のための土台とする。
 病院における看護管理・医療安全管理・災害時の対応の実際をとおして、看護師としてリーダーシップのあり方や複数の患者を受持ちながら、優先度を考え他者と協力する必要性などのメンバーシップを学ぶ機会とする。また、夜間帯の看護管理および看護の実際をとおして、看護の継続の必要性を学び自己の看護観を深める機会とする。
  • *実習場:基礎看護学実習・成人看護学実習・老年看護学実習のいずれかの実習病棟

    *複数患者受け持ち実習
    *病棟管理者実習
    *リーダー実習
    *夜間実習
    *看護統合実習は
     2単位 (90時間)
     (7.5時間×12日間)
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